KAMINOKI house

横浜の住宅が無事に竣工しました。この案件は部分改修で、撤去するところ、新しくつくるところ、きれいに残して使い続けるところの3種類の工事が発生しました。このような工事は特殊なわけではなく改修案件の場合によくある様な工事で、各部分の工事を全て押し並べて一つのものをつくることになります。今回の案件はお施主様と一緒になり解体・新規・既存の部分をどう織り交ぜてかたちにしていくか、練りに練って決めてきました。その経緯そのものを、形に表す試みをしています。また同時に、もともとそこに存在している既存のものに、少し新しい手を加えることで全く違ったものになったりと、3つの境界を飛び越えて表現できることが、リノベーションの醍醐味の一つでもあります。これからさらに家具が入り、経過を見ていくのがとても楽しみです。